件名: グランパス

13.8.17　大阪プロレス　ナスキーホール梅田　土曜興行

○会場
土曜日は１８時開始。 選手もたくさんでるので指定席は５０００円と４０００円、自由席は３０００円であります。
４０００円の席でひな壇４列目です。リングサイド席はきっと５０００円の席ないので空席ですが、 後方の自由席が埋まって、観衆は前日と同じくらいかな。 ちなみにこの日も御堂筋なんとかと同じくらいの１００人ちょいの観衆。
宮尾リングアナと吉野レフリで前説。

○１．タダスケvs織部克己
長髪の金髪を黒く染めて、黒パンツなので見た目は すっかり大鷲透のタダスケ。
ファイトスタイルもぶちかまし系なのでなおさら。 空手ボーイの 織部は息吹後の蹴りをかわされ スリーパーで敗北。

○２． 食いしん坊仮面、えべっさんvs松山勘十郎、マッチョ侍
一人聞きなれない選手がいたと思ったら、ゼウスとタッグを組むボディガー選手の別名みたい。
侍なので得意技はとにかく手刀。振りまくります。
一方の食いえべは１０年前と同じ入場。 この試合でも目立つの 勘十郎 かなぁ。
試合は TOPからの手刀でマッチョ侍の勝利。

○３．コスモ☆ソルジャー、ビリケンキッドvsタコヤキーダ―、アルティメッドスパイダーJr
コスモソルジャーは九州の華激所属。 １５年くらい前にみちのくでお会いしたことある気がするから この中では１番のベテランなのでせう。
タコ＆USJコンビは最近タッグを結成した 若手一押しコンビ、 原田＆小峠の青春タッグに追いつけるか？
とりあえず、入場時の２人ダンスはなかなかのでき。
でも試合はベテラン組に押される。 タコが 捕まる。
最後は丸め込みを切り替えし、 逆転勝利。 次週このタコスパはタッグ挑戦権をかけての戦いだそうです。
大阪の未来（過去にはビリケン＆タイガース、小峠＆原田）なので、頑張ってほしいものです。
特に、USJには 昔から期待しております。

ここで休憩。その前に大抽選会。 昔のポスター２枚に、大阪プロレスご招待券１枚が、勘十郎の司会の元行われました。

○４．タイガースマスクvs偽グランパスマスク
タイガースは現お笑い選手権保持者。 8月末にはミスターレスリング6号との防衛線がこの会場で組まれているとのこと。 その前哨戦が、前日8/17の名古屋であり、その試合に乱入したのが偽グランパス。
6号との3WAYで挑戦を要求し、それが決まったことによる前哨戦。
登場した偽グランパスマスクはただの赤いマスクに黄色いＴシャツで登場。ほそっ！

試合始まる前に、 早速タイガースがいじる。
虎 “まず、いろいろ突っ込みたいんだが、 偽グランパスマスクとしてここ４年くらい試合してへんらしいな？ しかも、本家グランパスマスクはおらへん。” 偽龍“そうです。大阪初上陸です。”
虎 “まぁ、ええわ。初めてってことで大阪のお客さんはどんな選手がわからん。 試合を楽しむ為にお前の得意技教えてくれ！”偽龍“スパイビースパイク！！”
虎 “スパイビースパイク？？あの全日にあがっていたダニースバイビーの得意技か？ あれは確かにそのまんまＤＤＴですよね。なんで、スパイビースパイクなんですかぁ？”
ということで、若手セコンドを使いスパイビースパイクの実演。 伸びた若手に、同情の声が上がると
偽龍“安心せい！峰うちじゃ！”若手はすくっと起き上がり、再びセコンドに。。
この試合開始前の このやりとりで すでに？？？

ようやく試合開始。試合が始まっても全てがこのテンポ。
偽グランパスは、場外乱闘も含め とにかくそのヘタレっぷりを思う存分披露、 途中、ヘッドスプリングで立ち上がった瞬間に勢いで偽グランパスのマスク脱げちゃうし、 凄いだるだる感。。。
それでもタイガースがひとつひとつにつっこみをいれることにより、 試合は今までみたことない展開の応酬になる。これはこれで凄い試合だ！（かもしれない。）

終盤、サードロープにまたがった偽グラとセカンドロープにぶら下がった虎が サードロープ、セカンドロープを 延々に蹴りあいう股間攻撃！ 両者、ダブルノックダウン。
ここで両者KO決着かと思ったくらいに手に汗握る攻防。（多分）

なんとか立ち上がった２人は、 ここからスパイピースパイクをめぐる攻防。
スパイビースパイクに入る前に 空いた腕で指をくるくるさせるので、 DDTに入る前に何度も切り返す虎。
“なんでばれるんや〜！”に対して、虎“あんた指くるくるさせてるやろ！もろばれじゃん！”
ならば、腰を振りながら“スパイビースパイク〜”と偽龍。おっ“これなら大丈夫や！”
と油断して近づく虎に、 スパイビースパイクが決まる！ すかさず、レフリが“今しゃべっていただろ〜！！”
タイガースは場外へ。これはまさかの偽物の勝利か？
続いて挙がってきた虎マスクに２発目のスパイビースパイク！が、 その後ろには本物のタイガース。
そこからの大反撃に、偽“もうまいりました！勘弁して下さいｍ(_　_)ｍ”
これにまた、あからさまに油断する虎を丸め込む偽物。なんとかカウント２．５！
“おい！お前今、本気で勝とうとしたやろ〜！” その隙にレフリに場外見させて、自分のマスクをタイガースに手渡す。 気づいたレフリはもちろん、 タイガースの反則負けの裁定！ 茫然とする虎にＤＤＴを浴びせて、 自分の締めをして、 ご満悦立ち去る偽グランパス。

試合後残されたタイガース。
“来週のタイトルマッチ、セミでは無理です。グレートカブキさんの試合上にもってきて下さい。 あの男の試合はこんなもんです。６号との試合ではもっとひどくなります。 あいつをよんできてしまい、申し訳ありませんでしたぁ。”
１週間後の3WAYお笑い選手権、怖いものみたさでみたくなりました。

○５． クワイエットストーム、三原一晃、マイキーブロッドリックvs ゼウス、ブラックバッファロー、瀬戸口直貴
悪者軍団対瀬戸口がキャプテンとして集めた正規軍とバッドストリームの戦い。
というわけで、どこの団体と同じく延々と 場外乱闘が 続く。 乱闘場所のメインは後楽園ホールよろしく、ひな壇席の真ん中の通路。 はばが後楽園ホールの幅の１．５倍あるので比較的自由に動ける。
ゼウスは人生に対して行ったようにかなりでかいマイクを プッシュアップで持ち上げてからのスラム。
一時期ヘビー級ボクサー目指していた？のが勿体ないくらい迫力ある攻撃。 なもんで、やはり捕まるのは瀬戸口。延々肩を攻められる。
最後分断された後に、 椅子攻撃も含めた肩を攻められ続けた 瀬戸口が肩固めで敗北。
試合後、1週間後の軍団対抗イリミ戦を アピールするストームさん達。

○総括
終了時間は20時15分過ぎだったかな。そのまま地下街でたこ焼きを食す。
さて、内容はひどいといえば、ひどい試合だが、 セミの試合はまさにタイガースの技量が光る唯一無二の試合。
いくら書いたところであの雰囲気は伝わらない。
点数つけずれー。 セミに8点、みちプロ参戦からかないの年数たっているのに 元気に頑張っていたクワイエットストームさんに＋1点で89点で。
超久々大阪プロレスみて思ったのは、ここ２~３年の生観戦は、 みちのく、沖縄、仙女だったこともあり、気が付くのはその選手の大きさ。 織部＆米田でも十分大きいと思うし、外人、ゼウスなんかはうわぁ~って感じ。 （除く偽グランパル）最近はZERO１にも乗るこむようで、細々と頑張って下さい。

マサみちのく