みちのく大事件ランキング

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みちのく大事件ランキング

みちのくプロレスはなぜか本当にたくさんの大事件が起こります。
しかしながら、その事件をバネにしていつも前進する、それがみちのくかな？
そんないろいろ大事件をランキングにしてみました。
（2000年11月25日）

第１位初の後楽園ホール現金持ち逃げ事件
時	1994年２月４日金曜日
場所	後楽園ホール
状況	みちのくの歴史を語る時に必ずでてくる有名な事件。前年1993年に旗揚げして丸１年。その間文字通りみちのくだけで大会をおこなっていた“みちのくプロレス”、初めての東京大会。よりによって、その大会の売上金を持って主催者が行方不明に。週プロの表紙の見出し「俺ら東京で騙されただ」は忘れられません。最近発売された「週プロスペシャル３・もうひとつのプロレス事件史」でも取り上げられています。（2000年11月25日）

第２位ＷＷＦから帰国後八十八ヵ所巡りの人生を、車椅子で説得に行くサスケ
時	1996年９月２日月曜日
場所	四国・香川のお寺（もちろん八十八ヵ所札所）
状況	1996年４月29日の新日本・東京ドーム大会でＷＷＦから日本に帰国した新崎人生。この時点では、どこのリングに上がるかは、まだ決まっていなかった。一方サスケは初の両国国技館大会が10月10日に決定したものの、この年の８月５日の試合で頭蓋骨骨折で入院。サスケは本当にプロレス復帰できるの？という中、みちのくへ戻ってきてくれるよう、入院先の病院から車椅子で四国で八十八ヵ所巡り中の人生のところまでお願いに行く、サスケ。頭蓋骨骨折の後遺症で、口もほとんどきけず、目もイッっているサスケが、車椅子から転げ落ちながらも、人生を追いかける姿には感動。というか、そこまでやるな！（2000年11月25日）

第３位デルフィン失踪、南の島（壱岐）の秘密特訓で新必殺技完成
時	1997年９月５日金曜日
場所	長崎県壱岐の砂浜
状況	1997年６月22日浪江町大会の東郷戦で股をくぐって衝撃的な試合放棄負けとなってしまったデルフィン。その後行方がわからなくなったデルフィンを探すサスケ。（デルフィンの大阪の実家へ訪ねていくシーンもなかなかの名場面。）そうした中、みちのくから遠く離れた南の島で秘密特訓をしていたデルフィン。そこで再会したサスケが見たのは、シュートボクシングの村浜武洋選手とつくりあげた新必殺技だった。まさに、梶原一騎の劇画状態。すばらしい。一度とことん負けたプロレスラーが復帰するには、このくらいのドラマがないと、絶対にいけない。南の島も沖縄や海外ではなく、長崎県の壱岐、というのもなんとなく、みちプロちっく。（2000年11月25日）

第４位選手大量離脱の分裂状態、懺悔の八十八ヵ所
時	1999年１月～２月４日木曜日
場所	四国八十八ヵ所
状況	1999年１月17日の記者会見でデルフィンらの選手大量離脱が発表。その遠因のひとつが、前年秋から青いマスクを被ってルードとなったＳＡＳＵＫＥにあったのは、間違いがないところ。記者会見の後、人生はＳＡＳＵＫＥを伴って八十八ヵ所巡りを行う。ＳＡＳＵＫＥは白い装束にあわせて、白いマスク。しかも、八十八番札所から一番札所をめざす“逆打ち（さかうち）”という方法で。これには原点に戻る、という意味があるそうです。そして２月４日、無事一番札所に到着したＳＡＳＵＫＥは、人生から元の赤いマスクを受け取り、「もう青いのは被らないよ」と言ったのでした。めでたし、めでたし。さらにもうひとつ、この一番札所では、記者会見で一度は離脱を宣言した浪花が現われ、浪花の復帰も決定。これはうれしかった。（2000年11月25日）

第５位ＴＡＫＡ、サスケのリムジン破壊（ＧＡＯＲＡの中継付き）
時	1997年９月18日木曜日
場所	盛岡近郊？
状況	1997年10月10日の両国大会を前に、ＷＷＦからの勧誘を受けていたＴＡＫＡとサスケとの間に抗争が発生。そんな中、ＴＡＫＡ自らが運転するクルマで、サスケ自慢のリムジンに体当たり。数千万円のリムジンが一瞬で廃車状態に。何よりすばらしいのは、その一部始終が今も続くＧＡＯＲＡ「みちのくルチャＴＶ・第１回」ですべて放送されたこと。リムジン車内でドクトル・ルチャとインタビュー中に、 “ガッシャ～～ン”だもんなぁ～。（2000年11月25日）

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