件名: 湿っぽい？締め

13.12.13 みちのく後楽園”マジックサスケ”

○会場
この日も嵐東京ドームコンサート。 入りはともかく、終了時は試合後のマイク合戦にともない、帰宅時ばちかぶり。 ドームコンコースから池袋までずっとぎゅうぎゅう詰め。
後楽園ホールもドームに負けないくらい満員。 札止め＆大入り袋との報告したジローラモの歌で開始。
でも、例年の宇宙戦争に対して、マジックマイクはあまりに？？なのに、金曜日で札止めはなぜ？
人生vsハヤトは他団体ファンの引きもあったのかな？まぁ、いいや。

○１． ラッセ、剣舞、郡司歩、大柳錦也 vsKEN45°、佐々木大地、卍丸、オバリオン
オープニング8人タッグマッチ。 オバリオンは本日で帰国。 なにか派手なことあるかなと思ったけど、いつも以上に地味に終了。これからもがんばって下さい。
1番の見所は 髪がのびて横わけになった大地かな。 試合は終盤何度も返した歩が 卍丸の垂直ブレンバスターで敗北。

○２．紫雷美央vsヤッペーマン3号
The女子プロレスとして名打たれた試合。まさにそのタイトル通りの試合展開。
公私ともに？意地悪なお姉さんキャラのまな板美央。 3号の巨乳に狙いをさだめ、 連続攻撃から 恥ずかし固め！ ついにブチ切れた3号が ボディアタック連発から、 ジャーマン！
そして、 フィッシャーマンバスターで勝利。予想外の快勝、やりました！

○３．ウルティモドラゴン、気仙ヌマジローラモvsめんそーれ親父、カツオ
函館出身コンビの親父＆カツオ。 親父はどんぶりのついたオーバーマスクを脱ぐとさわやかなマスクに早変わり。 でも、試合は沖縄プロレス風 連携ミスを連発し、終始カツオと喧嘩。
しかし、コーナーからリング中央での鉢合わせはジャンプ＆かがんでうまくかわす。
そして、龍、ヌマを鉢合わせに！ リング中央で2人同時にジャンプで激突！
それにも負けずに、 アサイＤＤＴでカツオから勝利！

試合後いつものドラゴンがマイク。
”ずっとタッグ組んでいてあの同士打ちはなんなんだ！普通ジャンプするのは俺だろ。
これはずっと考えてきたんだが、もうタッグは解散しよう。 俺は頑張ってきたが、ヌマちゃんがついてこれなかった。。。 俺も残念だが、来年から気仙沼二郎に戻ってくれ。”
ヌマ ”えっえーと。素のリアクションですいません。 今年いっぱいまではジローラモでいいんですよね。まぁ、頑張ります。”
タッグタイトル失ったこと、毎度の龍校長の飽きっぽさからまぁ、予想されうる展開。
せっかくかっこよくなって、 ぎこちないジローラモのサインにもなれてきた気仙もまぁいいかななんて感じなのでいいか。
気になるのは、メジャーJRベルトに挑戦を宣言したウルティモは一時みちプロから離れるのかな？
ってとこ。まぁ、こちらも厳密にはどちらでもよいと思います。

ここで休憩。いよいよトリプルマメインの始まり！

○４．新崎人生vsフジタJrハヤト
試合開始後 お互い1分近く動かない。 これは猪木vs前田日明のタッグ対決でもあった攻防。
とにかく、間の試合。グランドも人生が自ら腰を落として 猪木アリ状態。
その足の取り合いからいつの間にかに サソリ固め！ そこからもハヤトの蹴り足を取り、鉄柱攻撃、超レアな椅子攻撃に、 エプロンに膝から叩き落とす！
とにかく重厚！ ハヤトはなんとかソバットから、 膝、場外へのPKで反撃。
でも とどめの蹴りはことごとくつかまり、腕力、 曼荼羅ひねり、 さらにはエプロンでの攻防をそのままひきづりあげ、 TOPからののど輪落とし！ さらに念仏パワーボムに、 高野落とし！
これはなんとか逃れた。しかし、つづくパワーボム！ これをK.I.D.できり返す！！
それを膝をたって立ち上がる人生！が、そのまま動きがとまり、まさに立ち往生でレフリストップ！
ハヤトの勝利！

試合後、ハヤトがマイク。場内からは”こんな勝ち方金本戦と同じだぞ！”と辛らつな野次。
ハヤト ”今日は勝ちがすべてです。 この勝ちにはみんながわからないかもしれないけど、大きな意味があります。 勿論お客さんには満足してもらわないといけないのですが、 今日負けたら実は引退しようと考えてました。誰にも話していないことなんですけど。（えー！） でも、勝てたから引退しませんよ。これからは俺たちがみちのくプロレスをひっぱっていきます！”

総括ではないけど、この試合の私的コメント。 ハヤトは野次を気にしているっぽかったけど、この試合は全然金本戦ではない。 思い出したのは第2回ふく面ワールド選手権の決勝のドスカラスvs４虎の試合。 あの試合のキラードスカラスっぷりと1チャンスの腕十字しかチャンスがなかった虎の姿。 あの試合同様、 凄い見る側の集中力を必要とする名勝負でした。

○５．宇宙大戦争　マジックサスケ
サスケ、ヤッペーマン1号、2号、マッチョパンプ vsバラモンシュウ、ケイ、カラテバラモン、宇宙東林寺（野橋太郎）
味方アナのあおりを受けて サスケ軍登場。 さっそく5人で レインコート＆傘を使った見事なダンス。 どんだけ練習に時間費やしてんだよ！ でもかっこよかったです。
そして、全員やりきった感をかもしだしながら退場。。。帰ったよ！
そしてバラモン軍入場。 それぞれ殺人格闘集団っぽいコスチューム。 相撲担当の宇宙東林寺は ”魅せられて”にのって、 一人で入場、いや土俵入り！
バラモン兄弟さっそくマイク”なんだ！誰もいねーじゃんかよ！” すると、サスケ軍着替えて入場！バラモン”なんだよ、やる気満々で着替えてんじゃねーか！” 宇宙戦争今年も開戦！

まずは殺人格闘集団ぶりを発揮。 カラテの なんども失敗するバット折り。 バラモン兄弟のヌンチャク、 棒術と合気道、 宇宙東林寺は 長い手を駆使した相撲殺法でマッチョを投げまくる！
そして、格闘技じゃない ボーリング攻撃は宇宙東林寺によりパワーアップ！
怪我明けのサスケは、カラテにブレンバスター出したもの、 樽へのダイブは フットスタンプと やはりまだ無理できない感じ。 やむなく脚立で懸垂台をつくりトレーニングに入るも、 1号、2号のミサイルキックを浴びたバラモンがとんできて落下。。。
その後はなぜか物まね合戦。 ホーガン、 ロムバンダム、 スワーム、 ピープルズエルボーが次々でるが、すべて自爆。ならばと、 超久々のマッチョエルボーは さすが本家、炸裂！
試合は 徐行の誤爆を受けたバラモンどちらかが虫の息。 その上に凶器をかぶせ、ここでサスケセグウエィが決まる！ってのが毎年の攻防！
が、ここでサスケが選んだのは和桶ムーンサルト！ 和桶をトップロープから落とし、カメラマンさんを圧死させそうな事故の後、 チームメンバ全員でセッティング。 その隙にバラモンは復活し、 発射された和桶ムーンサルトは 激しく自爆！ 肩甲骨がくっついていないサスケには 壮絶すぎる自爆！ そのままフォールされカウント３！ ついに後楽園宇宙戦争の連勝ストップ！
バラモン軍は大喜び！

サスケマイク”…猿も木から落ちる…、弘法も筆の誤り…今日はすまなかった。 負けた憂さ晴らしにどうだろう？もう1曲踊ってくれないか？！”
ってことで、本物のマジックマイクいや、 マジックサスケ開演！ 次々と音楽に合わせてTバックになり、 チップを求めて場外の女性客の前で激しく腰をくねらすサスケ、1号、2号、マッチョ！
これはひどい（褒め言葉）。。。 その時間にリングの清掃が進むという点でも素晴らしい！

バラモンが戻ってきて Tバックにチップ”を挟んだサスケに、 ”おい！いい加減に気が済んだだろ！ どんなだけ金ほしいんだよ！ついに宇宙戦争に敗北だな！どんなんだ！”
サスケ ”確かに負けたよ。が、負けて初めてわかることもあるんだ！ そう、今は地球は危ないんだよ！それをお前たちはわかっていたんだな。”
バラモン”おー！ついにお前も気が付いたか！”
サスケ”そうなんだ！これから一緒に地球を守っていこうじゃないか！”
まさにじぇじぇじぇ！まさかの合体！”よーし！それじゃあ握手だ！！”と 3人でE.T.握手で大団円。 試合内容も含め、歴代宇宙戦争でも3本の指に入るできだと思います。

○６． みちのくJr ヘビータイトルマッチ　拳王vs南野タケシ
第4、５試合が素晴らしかったのでそれはそれは難しい第6試合。
開始直後にタケシは ジャンピングハイキックから デスバレーの奇襲！ そのままラフで押す！
が、それでも拳王は横綱相撲で より返す！ 重たすぎる蹴りに、 エプロンのタケシにダブルフットスタンプに、 場外へのジャンピングフットスタンプ。形的には 東郷の場外へのシルバーブレッドですな。
でも、タケシは隙あれば、 カウンター、 雪崩式、 さらにクロスアームのデスバレー乱れうち！
どれもヘビー級のそれで強烈な攻撃！その度に動きが止まるが、フォールをとらさない拳王。
ついに決まった鹿浜ダイナマイトはロープに逃れる。 さらに強烈すぎるパンチで拳王の動きを止めるが、 それでも横綱！ 必殺のドラゴンから 強烈ハイキックで拳王防衛！！

○マイク
表彰式の後、拳王がマイク。人生コミッショナを呼び込む。花道にはハヤトが現れる。
”新崎社長、この拳王って名前をあなたからもらって最初はなんだよ。 って思ったけど、しかし東北6県での試合、この後楽園でお客さんから拳王！拳王！って声援を頂き、 この名前は俺の誇りになりました。そして、俺はこれからもう一つ上のSTEPを目指そうと思う。
そして、その団体はNOAH！新崎さん、そこでの挑戦させて下さい。 その為に、この東北Jrのベルトは返上します！”
ここでお客さんは”えー！””NOAHじゃないだよ！新日いけよ！””飯伏と戦え！”
まぁ、こちらはまぁ納得の声ではありますが。
人生”大輔！お前の気持ちはわかる。NOAHへの道は俺が責任もっと切り開く。後はお前次第だ。”
拳王”必ず俺はもっと大きくなってこのみちのくプロレスに帰ってきます！”
ここで、拳王とハヤトはリングを立ち去る。その後のコメントが気になる。。
残された人生 ”ハヤト、拳王も大したレスラーになりました。会長も相変わらず面白いことをしてくれます。 えー最後はタモリさんに敬意を払って、来年もみちのくプロレスをみてくれるかな？””いーとも！”

○総括
いやもう盛りだくさんすぎる。 今後10年、20年みちプロが続いた場合には必ず分岐点となる13日の金曜日。 （ちなみに過去20年での分岐点の日は、酒田大会での反サスケ軍の結成。）
まずは拳王問題から。
この展開は、岩手大会の内容、マイクから予想されてたこと。 この試合もあんなに重たいタケシの攻撃浴びまくっても、ケロっとしている感じだもんね。 やはり人生でなくても上と戦う姿はみたい。
行先も1番有力なのはNOAHだった。マイクでは語られなかったけど、狙いは石森太一ではなくKENTA。 とっとと、石森とっとと破り、KENTA戦でプロレス大賞狙って下さい。
まぁ、KENTA狙いが本当なら、 ハヤトのようにみちプロに残りながらの挑戦（これはこれで素晴らしいっす） ってわけにいかないということでせう。
今逃して、5年後のKENTAと戦ってもしょうがないですし、5年待つとNOAHが。。。

続いて、ジローラモのクビで始まった再編の流れについて。
ジローラモさんより、とにかく阿修羅解体？バラモンはサスケと？野橋はベビーターン。
日向寺はとにかく無事に復帰して下さい。うーん、わかりません。

さて、点数はメインも悪くなかったけど、 拳王は送り出したいけどやはりさびしいのも含めて点数はー2点で98点で。
拳王に頼みたいのは、離れる前に1度東北のリングに上がって下さいな。

マサみちのく